『植物男子ベランダー』
関東地方は梅雨が明けて、あっという間に真夏になってしまいました。突然夏になったので、体もびっくりしています。水分補給はこまめにしなければなりませんね。
もう少し長持ちすると思っていた紫陽花も、とうとう花の色が焼けて終焉を迎えたので、今日は思いきって花芽を摘みました。花を摘んだあとは「礼肥」といって肥料をやります。礼肥という言葉、なんだかいいですよね。お花を楽しませてくれてありがとう、来年もまた花を咲かせてね、というお礼の肥料です。来年もまた咲きますように。
ベランダに緑を置いています。多肉植物や色の綺麗な花の寄せ植え、ガジュマル、熱帯スイレン(+メダカ)などです。
夏の朝は早起きをして植物(+メダカ)の世話をするのが日課なのですが、最近NHK地上波の『植物男子ベランダー』というドラマが面白くてハマっています。いとうせいこうさんの原作で田口トモロヲさん主演の、ベランダで植物を育てる男性の物語です。現在シーズン4を放映中。話の合間のミニコーナー(多肉・愛の劇場とか)、流れる音楽の選曲も含めてなんともおしゃれでオタクっぽくて、根がオタクの私はワクワクしながら観てしまいます。
植物が、自分で季節を感じとって成長していく姿を見ているのが大好きです。新芽が出ればかわいくてたまらないし、乾いた土が水をゴクゴクと吸い込んでいくのを見ると自分までみずみずしくなったような気持ちになります。
人間の力なんて到底及ばない自然の偉大さを自宅の小さなベランダで感じて楽しんでいます。
写真はクリニックの多肉たち。ゆっくり成長中です。
ゆりクリニック
院長 矢吹有里