ゆりクリニックの医療アートメイク ー前編ー
ブログの更新が滞っておりました🙏
2回目の緊急事態宣言中も、ゆりクリニックは感染防止対策を行って通常通り診療を行なっております。
本日は、今年1月から開始した医療アートメイクについてのお知らせです。
医療アートメイクとは、専用の器械を用いて皮膚の表面のごく浅いポイントに薬剤を入れ着色して眉や唇等を美しく見せる、医療機関のみで認められている施術です。
刺青やタトゥーと異なり、皮膚の新陳代謝により約2~3年で薄くなっていきます。そのため、お顔立ちやトレンドに合わせて色やデザインを修正していくことができ、定期的にメンテナンスを行うことで常に綺麗な状態を保つことができます。
アートメイクの技法には2D、3D、4D、グラデーション法からマイクロブレーディング法(毛並みを一本一本描く方法)などさまざまな種類があるのですが、デザイン決めの際にお好みを伺った上でその方にいちばん合った方法をご提案しています。
今流行りの毛並みの施術は一本一本眉を描くわけですから本当に集中力がいるのですが、出来上がりはまるで毛が生えているかのようにとても繊細で美しくなります。毛並みだけを入れた場合は、ご自身でメイクの際にパウダーを足していただくこともできますが、パウダー自体もアートメイクで入れることができますので、結局は毛並み+パウダーのコンビネーションをご希望される方が多いように感じます。私もその方法でやってもらって大満足しています(毛並みモニター第1号です😊)。
また、施術は基本的に2回必要となります。これは、色素の定着は個人差が大きいためで、1回目の施術での色素の定着度合いや発色の仕方を4週間後に確認して、2回目で仕上げとするからです。
医療アートメイクは例えば次のような方におすすめです。
- メイクが苦⼿で時間がかかる
- メイク時とすっぴんの差が気になる
- 眉が薄くなってきた
- 忙しい朝の時間を短縮したい
- 唇の輪郭がぼやけている・⾎⾊が悪い
- ⽼眼でメイクがうまくいかない
- スポーツ時や温泉でのメイクの⼼配をしたくない
- 汗をかきやすくメイクが崩れやすい
- 花粉症でメイクがすぐ落ちてしまう などなど
昨年6月から石島ナースが講習に通い始め、8月からご家族や友人たちへのモニター施術を開始して、半年近く技術の向上に努めてまいりました。インストラクターの斉藤先生のご指導のもと毎回全集中で施術を行ない、先生とともに症例の振り返りを行い、疑問点をクリアにしながら日に日に上達する姿は、私からみても本当に頼もしい!と感じられるほどでした。ご協力いただいた皆様、ありがとうございました🙇♀️
私も近くでたくさんの症例を見ていて思いますが、アートメイクの施術には技術はもちろんやはりセンスが必須です。もともと細かい作業が得意で集中力もあって努力家の石島ナースの美的センスはかなり高い方だと確信しています。
ちなみによく効く麻酔クリームを使用していますので痛くありません。
そして昔の刺青のような青い眉(赤い眉?)とはぜんぜん違います(笑)。
また、そういった昔ながらのアートメイク眉を修正することも可能です。
眉だけでなく、まつ毛の間を埋める自然なアイライン、血色をよく見せて健康的な印象となるリップの施術もとても好評です。マスク生活でのリップアートメイクはすごく便利です💋!
毎月1回はインストラクター斉藤先生の施術も行なっています。これは石島ナースの学びも兼ねていますが、より熟練の仕上がりを求める方に大好評です。
現在のところ、休診日としていた木曜日と土曜日午後をアートメイク専用の時間としています。保険診療、他の美容診療は行なっておりませんのでご注意ください。
ご興味がある方はお気軽にご相談くださいね。
院長 矢吹有里