100年カラダ。 私の人生、私の脚で歩いていく。
明日11月1日からいよいよ「ゆりクリニックスタジオ」がオープンします。
4年前にこのゆりクリニックを開院した時から、運動する機会のない女性たちに運動の場を提供することは私の夢でした。小さなクリニックでスペースに限りがある中で、それでもどうしても運動療法を取り入れたくて、パワープレートによるパーソナルトレーニングを行ってきましたが、効果は抜群なんだけど正直ちょっと狭かったのと、最近ではなかなか予約が取りづらい状況となってしまい皆さまには大変ご迷惑をおかけしておりました。この度ご縁があって、4階のフロアをまるっとスタジオとしてオープンすることになりました。
スタジオでは、
2・自費での「パーソナルトレーニング」
を受けていただけます。もちろんこれまで通りパワープレートもできます。
さらにさらに、いろいろな骨にまつわるプログラムも順次公開していく予定です。
運動器リハビリテーションて聞いたことがあるでしょうか?かかりつけの患者さま方にご案内をすると、「どんなことするんですか?」と聞かれることが多かったので、ここで少し詳しくご説明いたしますね。
整形外科は運動器を取り扱う科目です。運動器とは、体の軸となる骨や関節、筋肉や腱や靭帯、そしてそれらを動かす脊髄・末梢神経のすべてを取り扱う科です。これらのどれが傷害されても、自分の思ったように身体を動かすことができなくなります。
痛みや筋力低下の原因を明らかにし、その原因を取り除き、その後は正しい身体の使い方をお伝えして、できるだけ元の生活ができるようにお手伝いをする、それが整形外科診療→理学療法士による運動器リハビリテーションの流れです。
「理学療法士」とは、Physical Therapist(フィジカル セラピスト)と呼ばれる動作の専門家で国家資格です。寝返る、起き上がる、立ち上がる、歩くなどの日常生活を行う上で基本となる動作の他、各職業で必要な動作やスポーツ動作にいたるまで、その状態を分析します。身体の状況や動作の分析、または生活状況や社会的観点からの分析をして、患者様の痛みや動作時の困難に対する治療のポイントを洗い出し、患者様それぞれの治療目標に応じて治療プランを立案、施術していきます。
特に「女性のための整形外科」として女性の運動器疾患を専門とするゆりクリニックでは、ホルモンバランスの影響や栄養不足、骨粗しょう症などで女性特有の運動器の障害をきたした女性たちに、それらの症状をきめ細かく診察し、ひとりひとりにあった治療プランをご提案します。
またスポーツにおける障害においても、スポーツの現場に戻れるようフォローしていきます。スポーツ独特の動作や環境など、問診や評価から分析をして、現場に戻ってスポーツが楽しめるようにすることから、その後のけが予防まで患者様自らができるようにすることを理想の治療目標として施術していきます。
運動器は日頃から正しく使ってあげることで、故障を防ぐこともできます。まだ痛みがないから、不調がないからと身体のケアを怠っていると、年齢を重ねるにつれてさまざまな不調が出てきます。不調が出てからのリハビリテーションももちろん大切なのですが、不調が出る前のからだケアは実はもっと重要です。
運動が必要のない人間はいません。
人間は動物。動くことで身体の機能が正常に保たれるようにできているのです。
ゆりクリニックにいらっしゃる方の多くはさまざまな世代の女性たち。
忙しくて自分の時間なんてない。
そもそも運動が苦手、嫌い。
運動が大切なのはわかっているけど、なにから始めたらいいのか分からない。
誰かにみてもらっていないと自信がない。
など、運動をしない・できない理由はさまざまです。
そんな女性たちに、なるべく居心地のよい空間で、運動することの楽しさや、身体が変わっていくことでより自分らしくいられるようになることの喜び、心を解放する清々しさなどを感じてもらいたい、そんな思いを込めてこのスタジオを作りました。
● 運動器の扱い方や正しい姿勢でいることの大切さは理学療法士から、
● 骨にまつわるいろいろな話題の提供や、内面から光輝くお肌の育て方は専門の医師や看護師から、
● 身体を作るもととなる食事のご提案は管理栄養士から、
100年自分の脚で歩けるカラダを目指して、クリニック・スタジオ全体でサポートいたします。
ゆりクリニックスタジオは、運動が嫌い、苦手なあなたのための居場所です。
運動がご自身でできる方はこれまで通りご自身で、でもお困りのことがあればいつでもご相談にいらしてください。
さあ一緒に、骨美容をはじめましょう‼️
ゆりクリニック
院長 矢吹有里